双極性障害II型と闘う

うつ病がいつまでも治らないと思っていたら、双極性障害II型でした。病気との闘いの日々を綴ります。

双極性障害にカウンセリングは効くのか

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精神的な病の治療法というと、カウンセリングが有名です。カウンセリングは双極性障害の治療に有効なのでしょうか?

双極性障害I型の場合

双極性障害I型の場合、カウンセリングはあまり有効ではありません。なぜなら、双極性障害I型は、「心の病気」というよりも「脳の病気」という側面が強いからです。カウンセリングは心の問題にアプローチしますが、脳の異常には有効ではありません。双極性障害I型の場合、薬物療法が基本になります。

双極性障害II型の場合

双極性障害II型の場合、カウンセリングが有効かどうかは人によって異なります。そもそも双極性障害II型は個人差が大きく、同じ病名でも原因は様々であると考えられています。

基本的には、双極性障害I型と同様に薬物療法を行なうのですが、カウンセリングも受けた方が良い患者もいます。主治医に相談しながら治療法を探っていく必要があるでしょう。

双極性障害II型の私の場合

私は現在、カウンセリングは受けていません。双極性障害I型と同様の薬物療法を受けています。双極性障害と診断される前にカウンセリングを受けた事はありますが、私の場合、効果は限定的でした。(全く意味が無かったとは思っていませんが)

私の場合は、心よりも脳の問題が強いようです。薬物療法と共に、規則正しい生活をおくる、などの身体的バランスを整える治療を行っています。

カウンセリングは万能ではない

精神的な病というと、カウンセリングでの治療を思い浮かべる方もいるでしょう。薬を使わずカウンセリングで治したいと思う方もいるかもしれません。

しかし、カウンセリングは万能ではありません。うつ病ではカウンセリングが有効なケースも多いのですが(それでも通常薬物療法も合わせて行います)、双極性障害の場合は、あまり効果がみられない事も少なくありません。試してみるのも悪くないと思いますが、効果が感じられない場合は別の治療を考えましょう。