【うつ期対策】うつの心にアロマテラピー−お勧めのオイルと使い方
私は双極性障害の為、うつ状態を何度となく繰り返してきました。そして、辛いうつ期を少しでも楽にするため、色々な方法を試してきました。その中で助けになってくれたものの1つがアロマテラピーです。アロマテラピーの基本的な使い方と、お勧めのオイルをまとめました。
うつ対策にアロマテラピーを使うメリット
私が思ううつ対策にアロマテラピーを用いるメリットは、すぐにリラックスしたり、リフレッシュしたりできる事。気分安定薬にしても、抗うつ剤にしても、何日も飲み続けないと効果はありません。でも、もう無理今すぐこの辛さどうにかして!って時があります。そんな時にエッセンシャルオイルの良い香りを嗅ぐと、その場で助けになってくれます。
また、簡単にできる事もメリットです。うつ状態はただでさえ何もしたくありません。ここで紹介するアロマテラピーの方法は簡単なので、うつ状態でも取り組みやすいと思います。
それに、結構奥深い世界なので、趣味としても面白いですよ。私はその魅力にはまり、アロマテラピー検定1級を取得しました。
アロマテラピーとは
アロマテラピーとは、エッセンシャルオイル(精油)を使った自然療法の事です。エッセンシャルオイルというのは、天然の花、木などの植物から抽出したオイルの事。合成の香料はアロマテラピーでは使いません。必ず天然の「エッセンシャルオイル(精油)」を用いて下さい。
エッセンシャルオイルには、様々な植物から抽出したものがあり、植物によって香り、成分、働きが違います。好みやシーンによって使い分けましょう。
アロマテラピーの簡単な始め方
芳香浴
アロマテラピーには色々な方法がありますが、まずは香りを楽しむ「芳香浴」から始めましょう。
1番お手軽なのは、ティッシュなどに2、3滴垂らして香りを楽しむ方法。好きな香りを楽しんで下さい。
別の方法としては、マグカップなどにお湯を入れ、そのお湯に数滴エッセンシャルオイルを垂らす方法です。熱によって、ふわっと香りが拡散します。
アロマポットやアロマライト、ディフューザーと呼ばれるアロマテラピー用の器具を用いると、部屋全体に香りを広げることができます。
注意
エッセンシャルオイルは植物のエッセンスが凝縮されています。成分が強いので、直接手で触れないように注意して下さい。また、間違っても飲用しないようにお願いします。
お勧めのエッセンシャルオイル
私がうつ期によく使っているオイルを紹介します。
リフレッシュ
もやもやしたり、眠い、怠い時にお勧めのオイルです。
- レモン
- オレンジ・スイート
- ペパーミント
- ローズマリー
- ティートゥリー
レモン、オレンジ・スイートなどの柑橘系の香りは、イメージしやすいと思います。好き嫌いも少ない香りなので、初めの一本にお勧めです。
リラックス
イライラ、不安感、緊張がある時にお勧めのエッセンシャルオイルです。
オレンジ・スイートはリラックスにもリフレッシュにも使えます。私が1番好きでよく使う香りです。単体でも使いますし、ブレンドする時にも様々なエッセンシャルオイルと相性が良いのです。
ラベンダー、イラン・イラン、ゼラニウム、ローズ・アブソリュートとオレンジ・スイートのブレンドはどれも良いですよ。特にラベンダー、私は単体ではあまり好きじゃないのですが、オレンジ・スイートと組み合わせると少し軽く、明るくなってイメージが変わります。
まずは好きな香りを楽しんで
リフレッシュとリラックスに分けていくつかお勧めをご紹介しましたが、1番大事なのは自分の好きな香りを楽しむ事です。香りの好き嫌いはかなり個人差があるものです。その時の自分の調子によっても感じ方が変わることがあります。お店で、サンプルを嗅いでみてお好みの香りを見つけてください。
アロマテラピーについてはまだまだ語りたい事があるので、そのうち第2弾を書くつもりです!